宿泊型のスクーリングに参加することは、過去に不登校を経験したお子さんにとって、大きなハードルに感じられるかもしれません。
けれど、GRES高等学院に通う生徒の約8割も、かつて不登校を経験しています。そんな生徒たちが、写真のとおり笑顔で過ごせているのはなぜでしょうか?
それは、「不登校だったかどうか」に関係なく、子どもたちには本来、大きな力があるからです。
保護者のいない場だからこそ、意外なほどしっかりとやり通してくれる――。
そうした姿に、私たちスタッフも何度も驚かされ、感動させられてきました。
宿泊型のスクーリングでは、自分の力を自然に発揮できる環境があります。
そして、全国から、あるいは海外から参加する同世代との出会いも待っています。
全日制高校ではなかなか出会えない多様な仲間と関わることで、視野が一気に広がります。
「できなかった」ではなく、「やってみたらできた」へ。
そんな一歩を、私たちは全力で応援しています。
GRES高等学院では、生徒が安心してスクーリングに参加できるよう、万全のサポート体制を整えています。
✅ 教員が一緒に引率
スクーリングは、GRESの先生が一緒に3泊4日同行します。宿泊・食事・授業など、すべての時間を一緒に過ごし、生徒一人ひとりをしっかりサポートします。不安や困りごとがあっても、すぐに相談できる環境です。
✅ いつもの仲間と参加
スクーリングには、学年を問わずGRESの生徒が同じ日程で参加します。普段から顔を合わせている仲間がいることで、初めての場所でもアウェイな気持ちにならず、安心して取り組めます。
鹿島山北高等学校では、自然を活かした体験型の授業が充実しています。
たとえば、カヌー体験や農業体験、川やダムを訪れる活動など、生きた自然の中で学ぶ機会がたくさんあります。
こうした体験を通して、教室では得られない「気づき」や「学び」、そして「自分にもできた」という小さな成功体験が生まれます。自然の中での活動は、仲間との絆を深めるきっかけにもなり、生徒たちの心を大きく成長させてくれます。
教科書だけでは学べない、生きた学びがここにあります。
保護者がいない場面だからこそ、見えてくる“意外な力”
「うちの子に宿泊なんてできるだろうか…」
そんな不安を感じる保護者の方は少なくありません。
ですが、実際にスクーリングに参加した生徒たちは、荷物の整理、時間の管理、初対面の友達との交流など、普段は見せない姿を自然に発揮してくれます。
保護者がそばにいないからこそ、「自分でやってみよう」と思えるスイッチが入るのです。
宿泊型のスクーリングは、自立の第一歩を踏み出す絶好の機会。
私たちも、「こんなにできるんだ」と驚かされることが何度もあります。
大人が手を出しすぎず、でも必要なときにはしっかりサポートする。
そんな環境があるからこそ、子どもたちは本来持っている力を発揮し、自信へとつなげていくことができるのです。